初めて犬を飼うときの注意｜事前準備編

初めて犬を飼いたいと思っていても、
　・お金って結構掛かるよね…？
　・犬の世話って大変なのでは…？
　・きちんとしつけられるかなあ…？
とお考えの方も多いと思います。
飼ってから、思っていたのと違う・・・とならないためにも、私達の経験が参考になれば幸いです。良い面だけでなく、大変な一面もあることを知ったうえで迎え入れていただければ、とっても楽しいワンコライフになると思います。

初めて犬を飼う時の心構えと費用

ライ子

犬を飼うと楽しいことばかりではないの。手間もかかるし、できなくなることも多いし…最後まで面倒を見てほしいので、飼う前にしっかりと考えてくださいね

毎日、散歩へ連れて行く必要がある（雨の日でも）

散歩がそれほどいらない犬種もなかにはいますが、基本、連れて行ってあげるべきだと考えます。（人間だって、ずっと家にいると不健康になるでしょう・・・？）
また、犬によっては、外でしかオシッコや排便をしない子もいます。その場合は、たとえ雨や雪が降っていようとも、散歩に連れて行かなければなりません。
飼う前に、自分はどのくらい散歩の時間を取ってあげられるか、あらかじめ考えておくのも必要でしょう。

旅行に行けない（特に海外などの長期）

飼ってから地味に痛いなあと思ったのは、家を空けての長期での家族旅行に行けないこと。犬はご飯の用意や便などの処理も自分ではできないので当然ですね。
ペットショップや友人に預けたりもできますが、どんなに面倒見が良くて優しい人が預かってくれても、犬にとって見知らぬ環境で過ごすことは多大なストレスになる子も多いです。
家族が居れば誰かが面倒を見れるので良いのですが、うちは子供がいないので、夫婦で海外旅行に行くことはスッカリ諦めました（結婚してから一度も行ってない）・・・

長時間、家を空けられない

しつけ次第では、慣らすこともできます。
でも、飼い始めたばかりで（特に生後半年もたたない仔犬のときに）、ウチのように共働きで長時間留守にすると、色々な問題が生じることがあります。
例えば、
　・常同障害になる（ウチはこれかもしれません）
　・帰宅したら、ゲージの中が大変なことに・・・
　　（ペットシーツ荒らし、毎日う○こまみれでお掃除大変事件）
でも、一番の問題は、最初の「常同障害」でしょうか。
ウチはそこまでの障害になっているかはわかりませんが、小さい頃のトラウマなのか、ちょっとでも離れようとすると狂ったように吠えるようになったので、ワンコの身体の負担にならないかといつも気掛かりで心配です。
色々しつけをトライしているのですが、なかなか直らない・・・

ライ子

出かけるのが気に入らないようで、ときどき足首を噛んでくるの（本気ではないけど、時々痛い・・・）

オニヘイ

僕も最近よく噛まれる・・・

経済的な余裕はあるか

ブリーダーやペットショップから犬を買ったあとに、意外と他にもお金がかかるのです。初めて飼ったときは、こんなにかかるのかと思ったぐらいでした。

最初にかかる費用

上記のほか、お家に迎える前に、最低限用意したいグッズ等の費用が下記。
小型犬なら３０，０００円、中・大型犬なら４０，０００円前後で揃えられると思います。
クレートやサークルなどは価格もピンきりですが、費用をなるべく抑えたい人でしたら、Amazonベーシックでならお安く買えます。（下の表の価格は大体がそれです）
ウチは、ほとんどAmazonで事前に買っておきました。

毎月の費用と、生涯かかる費用は？

毎月かかる費用は？
ご飯（ペットフード）代、ペットシーツ代などの必要な費用に加えて、保険代やフィラリアなどの予防と病院代、さらにウチでは、トリミング代や肛門腺絞り・爪切りなども・・・（自分でもできますが、プロに任せてます）。
それらで、だいたい平均で毎月１万円前後はかかります。

生涯かかる費用は？
『一般社団法人ペットフード協会』による令和1年の全国犬猫飼育実態調査では、生涯必要となる費用は2,004,139円でした。
平均寿命14.44歳。そこから計算すると、1か月あたりの愛犬にかかる支出額の平均は約11,600円。ウチも平均的な費用とおなじぐらいでしょうか。
ちなみに、
　・前年度（平成30年度）が1,793,005円【平均寿命14.29歳】
　・その前の年が1,600,827円【平均寿命14.19歳】
年々負担は増えているようで、犬の世界でも高齢化？が進んでいるのでしょうか。

まとめ

お金をかけること自体が必ずしも良いということではありませんが、責任をもって愛犬が幸せな一生を送れるよう、金銭面も含め、しっかり準備をしておきましょう！